ブランドを立ち上げる為には多くの場合ブランディングを決めてゆきます。

ブランディングとは、「ブランド」を形作るための様々な活動を指して使われる言葉です。
経営・販売上の戦略として、ブランドの構築や管理を行うこと。会社・商品・サービスなどについて、他と明確に差別化できる個性（イメージ・信頼感・高級感など）をつくりあげる事です。

アパレルブランドではブランドロゴやマークなどが解り易い例です。
そのブランドマークが消費者に浸透していれば。一目見ただけで〇〇の洋服だ！と分かるもの沢山ありますね。ただブランディングは奥が深い。

洋服をデザインして、ブランドマークを作ったから「はい完成！他と違うでしょ～。」ではなく、その商品が売り買いされるであろう市場を理解し、その市場における自己ブランドの強みやポジショニングを明確化することがブランディングなのです。

例えばあなたが使っている何らかのラベルや商標がついた味噌さえも、それぞれのメーカーが多くの時間やお金をかけてブランディングしています。

「お味噌な～ら〇〇〇」なんて歌いながら、数ある味噌群の中からその〇〇味噌を買ったら・・・。その味噌メーカーのブランディングは成功ではないでしょうか。ティッシュや洗剤など日用雑貨から食品、車や家、ありとあらゆる所でブランディングされています。

「高級品」＝ブランド、ブランディングではないのです。

ブランディングとは、自分たちの商品やサービスを差異化し、付加価値をつけることで、いかに自分たちの商品や価値を顧客に浸透させてゆくかというプロセスこそがブランディングなのです。

では、浸透させてゆくプロセスとは、具体的にどんな事をさすのでしょうか。　続く・・・。