服地についてです。
生地は洋服全体の印象決める中心的役割を担うものです。

多くの企業では、生地を元にデザインをする方法が多いです。生地メーカーや生地コンバーターの展示会などで、次シーズンイメージに合った生地サンプルを探し、生地を手元に服のデザインをしていきます。

生地の風合いや柄、厚みなど、生地の特性を見ながらデザインした方が、生地を活かしたデザインをしやすく、また、デザインと完成の差異が少なくなります。生地が決まっている場合、パタンナーが製図する際も、仕上がりや縫製を考慮することができます。

個人の場合でも同じく、お気に入りの生地を探し求めてから、何を作ろうか。と始まる例も少なくありません。

勿論、デザインが決定し、後から生地を選定する場合もあります。その場合は、デザインと生地の相性を考慮する必要があります。生地の特性を理解していれば、デザインに見合う生地を選定できます。生地に関する知識は洋服に関わる者は外すことの出来ない分野です。

ですが、個人で作る場合はFUKURU側がアドバイス致しますのでご安心下さい。
イメージしたデザインと服地が決まってくると更に創造が膨らみ、完成が楽しみになってきますね。

また、企業によっては生地に対して一定の検査基準を設けており、生地検査をし、基準を満たしたもののみ使用可能という場合もあります。