3C
ブランディングとは、自分たちの商品やサービスを差異化し、付加価値をつけることで、いかに自分たちの商品や価値を顧客に浸透させてゆくかというプロセスこそがブランディングなのです。と、ブランディング初回で述べましたが、今回からは浸透させてゆくプロセスについて具体的に説明します。
ブランディングという概念を実行してゆくためには「マーケティング」は切っても切れない関係です。
「マーケティング」とは売れる仕組みを作ることです。継続して売れる仕組みを作るこができれば、ブランドを継続させることができます。その為に「マーケティング」を知ることはとても重要です。
マーケティングプロセスの1つであるマーケティングミックスの要素「3C」について今回はお話します。3Cといえば!スリコの略ですね。スリーコインズ。便利ですね。ではなく。
「3C」とは、customer(顧客分析)company(自社分析)competitor(競合分析)この3つの頭文字をとって「3C」と言います。マーケティング戦略を立案する際に自社を取り巻く環境を分析するフレームワークです。今後解説する4Pとセットで考えることが望ましいです。
さておき、3Cのトップバッター①customer(顧客分析)とは、自社商品やサービスを利用する潜在顧客はどんな人か、顧客数や地域構成などの市場規模や市場の将来性などを分析します。
ターゲットの性別や年齢層によってもとるべきアプローチは変わってきます。STP戦略を参考に顧客分析を進めると、自社ブランドにとっての顧客特性が見えてくるでしょう。
②company(自社分析)とは、売上高や市場シェア、収益率、技術力、人的資源などを分析し、市場における自社の強み弱みを探ります。SWOT分析を用いて自社分析を進めると、自社特性が見えてくるでしょう。
③competitor(競合分析)とは、競合の売上、利益、コスト、広告宣伝費、原材料調達から製品、サービスが顧客に届くまでの一連の仕組みを探ります。といっても競合分析はなかなか難しいです。内部にスパイを送るしか・・・。いえいえ、徹底的に調べましょう。競合他社の製品やサービスを利用する事もありでしょう。
以上が「3C」でした。