コンセプト
そもそも、ものがあってこその「ブランディング」。
有名どころのブランドは大抵「ブランドコンセプト」というものが存在します。
ものをデザインする為の概念の事。色々なるファッションブランドのコンセプトを覗いてみましょう。
「古い価値観にとらわれない自由で自立した女性像」「今までにないものを、人々の快適な日常のために」「手の届くラグジュアリー 」「欲しいを形にする 」「人々の生活をより豊かに、より快適にする究極の普段着」等々・・・。
ブランドコンセプトはそのブランドそのものをイメージさせる役割があります。
このブランドコンセプトを読んで、どんなファッションブランドを想像しましたか?ブランド名は差し控えますが、このようなコンセプトの元、様々な服やファッションアイテムが生み出されています。
何だか漠然としている・・・。そのぼんやりとはっきりとしない言葉も商品を見れば伝わるよね。というのが「ブランドコンセプト」。商店街の店先にあるのぼり旗のように「うまいよ!安いよ!」とコンセプトが一目で伝わるよう、わざわざ見えるように掲げるブランドはほぼ存在しません。
もちろんバルーンもあげない。アパレルブランドは恥ずかしがり屋気質が多いので、お店に来て、見て、触って、という調子でコンセプトを前面に出しません。その代わり、商品そのものや、ブランドタグや、ショッピングバック、店舗の内装、照明、什器等々、ありとあらゆるものを使ってブランドイメージを伝えてきます。コンセプトの名のもとに。
しかし時代は変化し、ネットで買うことがもはや常識。
ブランドコンセプトやブランドイメージの訴求効果を狙うにはリアル店舗のみならず、WEB媒体も重要な今日、恥ずかしがり屋はどう動くのか!
さて、コンセプトから大分脱線してしまいましたが、今回はコンセプトについてでした。